概要
ネットワークの設計/施工/管理をトータルに行ないます。 ここで言うネットワークとはアプリケーションを稼動させる上で必要なハードウェアとソフトウェア及び各種設定作業の全てを包含したものを意味します。また稼動後の保守作業についても考慮する必要があります。
特徴
(1)構成要素を厳選
構成要素は厳選する。特に作業者の利用環境(表示環境等)に注意を払う。
オーバースペックとならないように注意する。
(2)保守の重視
故障時の対応を明確にする。修理するか入れ替えるかを導入当初から明確にしておく。
限られたソフトウェアのみ使用し、安易に多くのソフトウェアのインストールは行わない。
ランニングコストを最小化する方向で設計する。
(3)拡張性の確保
構成要素の入れ替えを考慮した設計とする。
内蔵オプションは極力採用しない。
標準的なソフトウェアを利用する。
(4)バックアップ体制の構築
復元の容易性を十分検討した上で、現実的なバックアップ体制を採用する。
バックアップは最低2種類のメディアにとり、1種類はローカルに保管可能とする。
(5)インターネットに関する対応
インターネット接続すべきかどうかを検討する。
インターネット接続する場合はウィルスの進入を食い止める体制を整える。
ウィルス対策ソフトの動作による処理性能の低下を最小限に抑える。
ウィルス感染時のすばやい対応方法を検討する。
構成要素
- ハードウェア
- サーバー
- 端末
- プリンター
- ネットワークスイッチ(HUB)
- 無停電電源装置(UPS)
- ルータ
- モデム
- ソフトウェア
- サーバー基本ソフト
- 端末基本ソフト
- データベースソフト
- ウィルスチェックソフト
- バックアップソフト
- 各種作業
- 配線工事(LAN及び電話並びに電源)
- サーバーの設定
- 端末の設定
- プリンターの設定
- ルータ設定
- バックアップ
- 電源制御
- 保守作業
- 定期点検
- 構成の変更
- ハードウェア障害時対応
- ソフトウェア障害時対応
- ウィルス感染対応